豊中千里ロータリークラブ会長挨拶

藍綬褒章 受賞
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2023-24年度 豊中千里ロータリークラブ会長 会長 宮前守寛

2023-24年度 豊中千里ロータリークラブ会長 会長 宮前守寛

令和5年7月5日 第1回豊中千里RC会長活動方針

本日より豊中千里ロータリークラブの会長を拝命いたしました宮前守寛です。伝統あるクラブの運営に携わる責任の重さに身の引き締まる思いであります。まずは前年度の樽井会長、上村幹事、大変お疲れ様でした。素晴らしいリーダーシップをとっていただき感銘を受けております。

私は平成27年1月1日付けで当ロータリークラブに入会させていただきましたので、入会後8年足らずで今回、会長という大役を仰せつかりました。 もともとJCの出身でもなく、どのような活動をするクラブかも認知しておりませんでした。そのため、ロータリークラブやその他のクラブは聞いたことはあるけれど、自分の中で一切触れることのない聖地の場所でありました。しかし、当クラブに入会してからは諸先輩方からご指導を賜り、米山奨学、社会奉仕、副会計、職業奉仕、幹事、そして会計とロータリーの活動に参加させていただけるようになり、少しずつですがノウハウが理解できるようになりました。そのような状況からの会長ですので、まだまだひ弱なところが多いと思います。しかし、粉骨砕身の姿勢でこの1年つつがなく会務運営ができるよう努力いたしますので谷 幹事ともども、どうぞ宜しくお願いいたします。

さて、国際ロータリー会長のゴードンR. マッキナリーは2023-2024年度会長テーマ「世界に希望を生み出そう」を掲げられました。
世界に平和をもたらし、紛争の影響を受けた人びとを癒すこと、そして我々自身の内面的な闘いと向き合うためにお互いと地域社会を支え、助けを求めることに対する社会的な偏見をなくすことであるという趣旨であります。

これを受けて次年度国際ロータリー第2660地区の延原健二ガバナーは、

地区ビジョンとして

  1. 持続可能な良い変化を生むために多重性を重んじ、あらゆる側面で公平さを促進し、異なる考えや価値観をもつ人々による貢献を大切にし、DEI「多様 性・公平さ・インクルージョン」を実現さす。
  2. 地域の特性にあった活動を通じてそれぞれが「魅力ある・元気ある・個性ある」クラブをめざす。
  3. 親睦と奉仕を根幹とし、世界および地域社会で良い変化を生み出す。
  4. 世界の未来を担う青少年の活動を支援し、若きリーダーの育成に努める。

次に年次目標として

  1. より大きなインパクトをもたらす

    • ポリオ根絶にちなんだRAC中心のイベントを行い、ロータリーファミリー、RCと協働する。
    • 財団補助金(地区補助金・グローバル補助金)活動の実施。
    • ロータリアンは財団寄付目標を達成する。
  2. 参加者の基盤を広げる

    • 既存のパートナーシップを強化し、新たなパートナーシップの構築。
    • 衛生クラブの設立。
  3. 参加者の積極的な関わりを促す

    • 例会、フォーラム、研修、IMロータリーデーフレッシュ・ロータリアン研修交流会などを学びの機会とし、会員の参加促進を目指す。
    • RCとRACの参加の連携をめざす。
  4. 適応力を高める

    • テクノロジーを利用して例会を実施する。
    • 会員全員のMy Rotaryの登録。
以上を唱えられております。

当クラブにおきましては設立以来40年近い歴史のもと、自由で和気藹々とした雰囲気ではありますが、秩序を保ち、適切なクラブ運営を行って来られた諸先輩方の素晴らしい伝統を引き継ぎ、古き良きものは残し、新しい改革にも取り組む、いわゆる温故知新の精神でこの一年間取り組んでいきたいと思います。

具体的な活動方針は

  1. 例会会場の決定

    設立当初より例会場をお借りしている千里阪急ホテルの2025年の閉館に伴い、当ホテルのような庭園があり、ゆったりと寛げ、格式のある雰囲気をできるだけ残した新たな例会場を2023年度中には決定する。
  2. 会員増強

    例年2名前後の増減があり、今年度は早々2名減からの構成になる。そのため例年以上の鋭意努力をして40名の会員数をめざす。
  3. 奉仕活動の継続

    5つの奉仕部門(職業奉仕、社会奉仕、青少年奉仕、米山奨学、ロータリー財団・国際奉仕)を継続して支援していく。
  4. 親睦活動の充実

    会員とともに会員家族同士の絆が深まり、楽しめるような企画を立案し実行する。
  5. 出席率の向上

    会員相互が明るく楽しく活気のある例会になるようなプログラムを作成し、参加しやすい環境づくりを行い、出席率が上がるよう努力する。

豊中千里RCに入会させていただきまだ9年弱であるとともに浅学非才でありますがクラブの発展に尽力していく所存ですので、皆様のご指導ならびにご協力の程よろしくお願いいたします。

2023-24年度会長 RI会長:ゴードン R. マッキナリー

2023-24年度会長

South Queensferryロータリークラブ所属
スコットランド(ウェストロージアン)

エディンバラの王立高校とダンディー大学で学び、口腔外科の大学院学位を取得。2016年までエディンバラで自身の歯科医院を経営。英国小児歯科学協会のスコットランド東部支部会長を務めたほか、さまざまな教育的役職を歴任。また、長老会のリーダー、クイーンズフェリー教区会衆派教会理事会の会長、スコットランド国教会総会のコミッショナーも務めた。

1984年、26歳でロータリーに入会。South Queensferry(サウス・クイーンズフェリー)ロータリークラブに所属し、グレートブリテンおよびアイルランドの国際ロータリー(RIBI)の会長と副会長、RIの理事と委員会メンバー(2022年ヒューストン国際大会委員会アドバイザー、運営審査委員長など)を務めた。

新しいロータリークラブやグループを築くために会員と協力できるのを楽しみにしており、「私のビジョンは、ロータリーの仲間になりたいと思うすべての人、世界でよいことをしたいと願うすべての人が、それぞれに合った方法でどこででも参加できるロータリーとなること」と話す。

英国を拠点とする非営利団体「ホープ・アンド・ホーム・フォー・チルドレン」の後援者であり、同団体とRIBIとのパートナーシップを先導して、ルワンダ大虐殺によって孤児となった子どもたちを支援。開発途上国の人びとや家族、ビジネスに持続可能な人道支援を提供するGrantham Kestevenロータリークラブ(英国リンカンシャー)のイニシアチブ「Trade-Aid」も後援しているほか、国立の精神保健機関であるBipolar UKのアンバサダーを務めている。

趣味はラグビー、グルメとワイン、スコットランドの伝統的な杖づくり。

ロータリー財団は「ロータリーの奉仕を動かす燃料」であるとし、妻ヘザーさん(ロータリアン)とともにポール・ハリス・フェロー、メジャードナー、ロータリー財団のベネファクター、遺贈友の会会員となっている。

孫娘たち(アイビーさん、フロレンスさん)が幸せに暮らせるより良い世界をつくるために、会長として全力を捧げたいと考えている。